付着歯肉をFGGしても可動してしまっては意味なし。 – 大宮の歯医者|鈴木歯科医院

付着歯肉をFGGしても可動してしまっては意味なし。

付着歯肉(角化組織)を口蓋側からとってきて、FGGをして移植します。

 

そして、傷も治り、付着歯肉ができたと思ったら、可動する・・・・動くのです。(付着してないじゃ

ないか!?)

 

見た目は、付着歯肉ができたようでも、可動粘膜の上に移植したため、可動角化歯肉になって

いるだけのケースは、多いのでは?こういった先生は実は多いはずです。

 

すべては、部分層弁で剥離した後の組織の手入れ不足が原因です。

 

こういったことにならない為にも、部分層弁で剥離したときに、可動粘膜の組織を骨膜のみを残す

ようにして、細かく除去しなくてはならないのです。

 

そうしないと、可動粘膜の上に角化歯肉が乗っただけのものとなってしまうのです。

 

また、その後の縫合法も重要です。

 

血しょう成分のみで生着させたほうが、落床しにくいそうです。(申先生いわく)

 

血液が移植片の生着を邪魔するとのことでした。

 

血液があったほうが、くっつきやすいようなイメージがあるような???

 

 

 

 

 

 

 

投稿日:2009年6月30日  カテゴリー:歯周病、はぐきが腫れた、膿、ぐらぐら 予防歯科, 未分類