矯正治療のリスクについて – 大宮の歯医者|鈴木歯科医院

矯正治療のリスクについて

矯正治療のリスク(可能性)について

 

※H30年度医療広告ガイドラインのためリスク説明義務がありますので、
こちらに記載しております。

以下に記載されたリスク説明以外にも症例それぞれによって細かく相違がございますので、すべての可能性やリスクを記載しきることは困難ですのでご了承ください。

 

以下に代表的な可能性とリスク説明を記します。

 

ワイヤー矯正の異物感、違和感、審美的な問題のリスク

ワイヤー矯正をする場合は、ブラケット装置とワイヤーを装着するので、その際には、ワイヤー矯正装置に対する違和感や、口腔粘膜と擦れることや、装置が外れてしまった場合には、口内炎が発生する可能性(リスク)があります。

 

ワイヤー矯正の審美的な問題

ワイヤー矯正の場合は、金属ブラケットやリンガルボタンを使用した場合は、審美的でない場合があり、見た目の問題が発生する場合があります。

当医院では、白いワイヤー矯正や白いブラケット装置を使用することが多いので、この点に関する審美的な問題は少ないと思われます。

まれに、金属アレルギーの患者様は矯正ワイヤーやブラケット装置などに対してアレルギー症状が発生する可能性(リスク)があります。

 

歯の移動による違和感や痛みがある可能性(リスク)

矯正治療による歯の移動により発生する歯の違和感や痛みがある可能性(リスク)があります。

矯正による歯の痛みや違和感は、症例や歯並び、年齢による骨の硬さ柔らかさによって、異なります。
2~3日違和感や痛みがある場合や5~7日違和感や痛みがある場合もございます。
また、ワイヤー矯正装置が外れてしまった場合は、その都度、ご面倒ですが来院しなくてはならない場合がございます。

   

ワイヤー矯正中の清掃不良による虫歯、歯周病に罹患するリスク

ワイヤー矯正治療中は、歯磨きが容易ではないため、歯磨きが今までよりも大変になります。

 

患者様自身による口腔管理の不足に伴うリスク

患者様自身による歯磨きや歯間ブラシ、うがい薬、デンタルリンスなどの口腔管理(プラークコントロール)の不足があった場合は、虫歯や歯周病に罹患する可能性がございますが、この点に関しては患者様による家出の十分なホームケア、プラークコントロールを徹底することをお願いいたします。

当医院においては、矯正治療が始まる際や矯正中に、歯ブラシや歯磨き粉、タフトブラシや口内炎のお薬などもお渡しするとともに、プラークコントロールに関する口腔衛生指導をさせていただいております。

 

ワイヤー矯正以外の矯正治療方法に、床矯正装置にて歯列拡大する方法があります。

これはガタガタしていたりする歯列不正の歯列を入れ歯のような装置にて歯列拡大を行うことで歯並びを良くする方法です。

床矯正装置は、入れ歯のような形態をしておりますが、歯列拡大する際に歯肉や歯の拡大作用による圧迫感や装置の装着に関する異物感や、まれに歯肉に当たって痛い可能性(リスク)や口内炎ができる場合(リスク)があります。

床矯正装置を歯ぎしりや噛み癖で破壊してしまう可能性や、紛失してしまうと、別途 床矯正装置の再作製費用をお支払いしていただく可能性(リスク)があります。

 

矯正治療のための抜歯や、歯の形態修正、ディスキングのリスクについて

八重歯や出っ歯、歯のガタガタが激しい難しい症例では、どうしても抜歯して矯正しなくてはならないような可能性(リスク)があります。
抜歯することによって、かみ合わせの変化も生ずる可能性(リスク)があります。

また、抜歯しない方法の一つに、ディスキングという矯正処置方法があります。
歯の幅や大きさを研磨器具によってサイズを小さくする、歯の形態修正をすることによって抜歯矯正方法を回避する方法です。

インビザラインなどのマウスピース矯正では、ディスキングが必ず行われます。

歯の研磨によって、歯がしみる可能性(リスク)があります。
かといって他の方ですと、抜歯する矯正方法になってしまうので、よくご検討されてください。

 

親知らずや過剰歯の抜歯の可能性(リスク)

親知らずは、原則的に抜歯することをお勧めします。
なぜなら、親知らずが萌出してくると、矯正されたきれいな歯並びが歯列不正になってしまう可能性(リスク)があるためです。
埋伏して、歯並びに影響がないような場合は、抜歯の必要はありませんのでご安心ください。

また、まれに過剰歯や異所萌出の歯が存在することがあり、抜歯させていただく可能性がございます。

 

矯正後の管理方法と後戻りのリスクについて また後戻りした場合の再度矯正の費用発生のリスク

矯正治療が終了した後は、まだ骨が固まっていませんので、歯が動く場合があり、後戻りする可能性(リスク)があります。矯正後の後戻りを防ぐために、前歯の裏側をワイヤーで接着固定をしたり、日中や就寝時にマウスピースなどのリテーナー装置を3年間ぐらいはしていただく必要があります。

もしも、歯の裏側の接着ワイヤー固定が外れたまま放置して来院されないかったり、マウスピースなどのリテーナー装置をさぼってしまい装着していないことで、歯並びが後戻りしてしまった場合、その他の理由で、歯並びが後戻りしてしまった場合は、再度矯正したいという希望があった場合は、矯正費用が発生する可能性(リスク)がありますのでご注意ください。

 

かみ合わせの変化がある可能性(リスク)

矯正治療で歯並びを変えるということは、結果、歯が動くことによるかみ合わせの変化がある可能性(リスク)があります。顎関節症が矯正治療前からあるような患者様は、当医院では矯正治療をお勧めしていませんのでご注意ください。