歯周病、膿、はれたの最近のブログ記事

今日は待ちに待った関野愉先生の歯周セミナーでした。

日本で二人だけしかいないイエテボリ大学の学位を取得された偉大な先生です。

将来は、日本の歯周病の重要なポストに立たれる方でしょう。

教授になるのでは?

 

セミナーは第1回目として基本を教わりましたが、我々の常識を何度かひっくり返すようなエビデンスを披露していただけました。

すべて、エビデンスに基づく内容でした。

まさに目から鱗の内容でした。

以下の内容の真偽を教えていただきました。

すべてエビデンスに基づいた答えをいただき、歯周病治療に確信をもって

治療にのぞめる気がしました。

みなさんはどれだけエビデンスをもってどれが正しく、どれが間違いか答えられるでしょうか?

難しいと思います。なかには怒ってしまう方もいるそうです。

さすがイエテボリ大学は進んんでいるなあと感心しました。

 

抗生剤は意味があるのかないのか?

超音波スケーリングとSRPの治療結果は差はあるのかないのか?

SRPは滑らかになるというのは本当か?間違いか?

SRPの問題点は何か?

FOPでは肉芽は徹底除去が必要か?

再生療法では?

分岐部病変にはGTRは意味があるのか?ないのか?

EMDは効果があるのか?GTRと併用はどうなのか?

分岐部病変は、どれほどの治療できるのか?

角化歯肉は本当に必要なのか?

垂直的骨吸収は咬合性外傷で本当に起きるのか?

動揺している歯は固定すべきか?しなくてもいいか?

インプラント歯周炎について

細菌検査は必要か?

何をもって歯周病と判断するのか!?

何をもって歯周病が治癒したと判断するか?

メインテナンスに移行する基準は?

上皮と結合組織の結合とプロービングの関係は?

アタッチメントロスの意味することは?

プロービングの意義は?

BOPの意味することは?

PCの重要性は?

歯石はプラークと同様に有害か?

歯周治療で最重要なのは何か?

歯周外科の目的と重要なことは?

歯磨き剤は何を目的として使うか?

 

 

 

 

歯周病で一番効果的なのはいつ?

夜寝る前がいいとのことでした

やはり、寝てる間にお口の中で歯周病菌が繁殖してバイ菌が増えるので

寝る前には必ず歯ブラシをしましょう。

もちろん、食後は磨いたほうがいいですし、朝も磨けたら磨いたほうがいいと思います。

 

IMG_7343.JPG歯周病予防にいい食べ物は?

ヨーグルト

ビタミンCを含む果物など

 

ヨーグルトは、乳酸菌が含まれ、乳酸菌が虫歯菌を抑制する効果があるのです。

いわゆる善玉菌が乳酸菌なのです。

 

ビタミンCは、虫歯菌に対する予防効果、抵抗力を体につけるということでいいとのことでした。

ビタミンCを取りましょう。風邪にもいいですからね。

体質改善にはビタミンC、体力不足にはビタミンB、お肌にはビタミンCとEなどでしょう。

マルチビタミンをとるといいのではないでしょうか

 

しかし、大切なのは、歯周病も虫歯も予防の基本は

家での毎日の歯磨きと定期的な歯医者さんでの歯石取りのクリーニングと虫歯チェックです。

IMG_0622.JPGとくに、歯石は、歯に硬くこびりついていますので、歯磨きでは除去できません。これがはぐきを悪くする原因なのです。

はぐきにニキビができた経験をもつ方は多いと思います。

子供でもできます。

もちろん大人もです。

 

原因は2種類です。

子供の場合は、根っこの膿です。

神経が過去の虫歯や、処置の結果死んでしまい、膿になっているのです

この場合は、歯に穴を開けて治療します。

 

大人の場合は、やはり根っこの膿の場合が多いです

IMG_5713.JPGのサムネール画像歯周病になっている歯でも腫れて膿がでます。 IMG_5669.JPGのサムネール画像膿がはぐきの下で溜まって、ニキビのようになっているのです。

放っておくと消えたりまた出現したりします。

 

根本的に治すには根の治療か、歯周病治療が必要です。

 

口臭の治し方は?

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口臭には種類があります。

  • 歯周病が原因
  • 虫歯が原因
  • 内蔵(胃や腸、糖尿病などの全身疾患)が原因のもの
  • 心理的なもの(本当はそれほど口臭はないのに本人が心理的にすごく気にしてしまうタイプ)

などあります。

 

一番多いのは、歯周病による口臭です

IMG_5667.JPG年齢が高いから、年をとったから口が臭くなるというのはあまり正解とは言えません

当医院にいらっしゃっているご高齢の患者さんの多くは毎月毎月、歯のクリーニングにいらっしゃってくれます。そして、毎月お掃除をしているので口臭などありません。歯周病も治っています。

つまり、年齢が若くても、お口の中の環境が悪ければ、口臭はありえるのです

年齢ではありません。たしかに年を重ねるにつれて、はぐきが下がり、歯の間にものが詰まりやすくなる方が多いです。そして歯周病になりやすくなってしまう傾向があります。

しかし、定期的なクリーニングをして、歯石をとっていればお口はきれいに保てます

 

虫歯も同様です

IMG_5608.JPG穴が開いていると、食べカスがつまり、腐ることで口臭の原因になります。

虫歯は治せば、穴がなくなるので口臭が治ります。そのあと歯石取りです。

 

内臓が悪い方もいます

これははぐきがとてもきれいなのに口臭が実際に、第3者からしても感じるときは、内蔵からの口臭原因かもしれません。

こういうパターンは内科で検診でしょう。

 

最後に、心理的なタイプです

私は大学病院で働いていたときに、

口臭が気になるという15歳の少年とその父親のお二人で来院されたことがあります。

本人が言うには授業中だけ自分の口臭がきになるとのことでした

 

緊張してしまい、唾がでなくなり、口が渇く。そして自分の口臭が強くなるのを感じるとのことでした。

口腔内は、きれいに歯磨きされており、歯石、プラークもない。歯肉炎にもなっておらず、虫歯もない。

私が実際に、お口のにおいをかいでも口臭は感じませんでした。すごくお口はきれいでした。

しかし、本人は、授業中だけ口臭がする。お父さんも悩んでいました

こういうパターンは本当に難しいと思います。

私も、勉強不足で、わかりませんでした。

 

口臭外来専門の先生に紹介をしました。

日本でこういった口臭についての第一人者は本田先生でしょう。本などを多数出版されています。

親知らずは18歳~20歳ころに生えてくることが多いです。

20歳くらいの女の子が初診で親知らずが腫れて痛いということが多いですね。

IMG_5628.JPG 

治療法は?というと

腫れているのでまずは、を処方します。

抗生物質、痛み止め、抗炎症剤の3つを飲んでもらいます。3~5日間食後にです。

痛み止めは痛いときのみです。

 

しかし、これでも数か月ほどするとまた腫れたりします繰り返すことが多いのです。

生えようとしているのです。

また、親知らずが斜めに生えているので、プラークがたまり、歯周病の腫れを起こします。

また虫歯ができやすいです

この黄金パターンは全国星の数ほどいらっしゃいます

 

では、抜いたほうがいいのか?と思いますよね?

 

上顎の親知らずは簡単に抜歯出来ることが多く、腫れも起きにくいし、痛みも少ないです

あっという間に抜けることが多いです。30秒で抜けることも多々あります。

患者さんは、抜歯したのに気付かず、「もう抜けましたからねー」と言うと、

えっ、もう抜けたんですか!!?」と驚き、感動してくれます。

 

しかし、下顎の親知らずの抜歯はそうはいかないことが多いのです。

横に生えているのは、特に難しいですね

はぐきを切開し、歯を削り、分割して骨もちょっと削り、時間もかかり、縫合して、次の日腫れます。

口腔外科に紹介することが多いですね。彼らは毎日親知らずを抜歯している専門家です。

 

ここまで抜歯の説明をすると女性は特に、下の親知らずは抜歯したがりません

ですので、お薬で今回のところは抑えて、様子を見ましょう。となることが大半です。

 

なかには、「もうこんなに腫れるのはもう嫌だから抜いてください!」という勇敢な女性もいらっしゃいます。

虫歯がひどくて神経をとらないといけない方は、神経の処置や、虫歯の処置をします。

みなさん、親知らずは歯磨きしにくいので注意しましょう。

 

ちなみに私は、同級生に4本すべて抜歯してもらいました。

親知らずのせいで顎関節症になっていたのと、前歯の歯並びが親知らずに押されて悪くなってしまったので抜いてもらいました。

せっかく矯正して歯並びを治したのに・・・

矯正をしたならばやはり親知らずは抜歯したほうがいいですね。仕方ありません。

これは歯周病が原因ではない、虫歯菌が原因の歯の根の膿タイプです。

IMG_5705.JPGのサムネール画像 IMG_5713.JPG

根に膿がたまり、夜も寝れずに苦しむ患者さんもすくなくありません。

やがて膿がズキズキして上の写真のようにはぐきが腫れてしまいます

歯周病で、膿がたまり腫れるタイプもありますが、治療法は全く違います。

 

治療法としては、抗生物質や痛み止めを処方して、服用していただき、

被せものの銀歯を外してや虫歯を除去して歯に穴をあけ膿を抜きます

そして歯の根の中を殺菌、消毒して治していきます。

そして、根の中に薬を入れて、再び被せものをすることが多いです。

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前歯の根の膿の手術

前歯2本の根ががたまることで腫れっぽくなるケースです。
はぐきにニキビのようなものができ、腫瘍になっています。

これを手術して除去します。手術は簡単です。30分で終了
次の日も痛みも腫れもありません。順調に治癒しています。
2年ほど前の症例です。
現在は完全に治癒
しているでしょう。

術前 おできがニキビのようにできています。膿が出ているのです
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はぐきを2センチほど切開して骨を露出させます。
2本の根の膿の腫瘍が2か所ありました。除去すると骨に穴が開きます。
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骨の欠損部を人工骨とコラーゲンでカバーして骨再生手術をします。
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縫合して終了です。
1か月で傷はきれいに治ります。
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歯周病治療を極める

今年は、歯周病について学ぶ機会がある予定です。

歯周病治療の師匠となる人が見つかりました。

その名医の名は、関野先生と言い、イエテボリ大学歯周病科の博士号を日本人で唯一一人だけ取得した方です。日本の歯周病の未来を創る一人です。


イエテボリ大学は北欧の歯周病で世界的に有名な大学です。

そこに世界でも一番有名な歯周病歯科医師、リンデ先生がいらっしゃいます。
そのリンデ先生の弟子なのです。

歯周病治療の何たるかを、基本から再教育される予定です。

みなさんはお口の中のバイ菌を見たことがありますか?
歯周病菌や、虫歯菌、バイオフィルムなどお口の中にはたくさんの菌があります。

お口の中にはいろいろな種類のバイ菌があります。

これらの菌が、酸を吐き出すことにより、歯と骨を溶かすのです
これによって歯が虫歯になり、はぐきは腫れます。

またバイ菌が繁殖するとプラークの塊になります。

さらに固まって、歯石になるのです。

バイ菌の塊=プラーク=歯石=虫歯菌=歯周病菌

そして、はぐきがはれたり、血がでたり、骨が溶けたり、虫歯になったりするのです。

ではお口の中のバイ菌をなくす方法は?

それは、基本は歯磨きすること
虫歯を治すこと
歯石を取るお口のお掃除をすること。

さらにこれを定期的に半年から4か月に1度定期的クリーニングすることが大切です。

下の写真は、お口の中のバイ菌です。これはみなさんの口の中に100%あるのです。菌がいない人はいません。
これらが繁殖しないように、定期的に検診しましょう。

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今日は衛生士さんたちと歯のクリーニングPMTCについて勉強しました。

今週末に、当医院の衛生士さんたちを
日本のPMTCの第一人者である波多野先生のセミナーに参加させる予定です。

PMTCとは簡単にいえば、プロの歯の掃除、クリーニングです。
歯石や汚れをとり、歯をきれいにすることです。
これを定期的に4か月から半年に1度お掃除していると、歯が一生長持ちします。歯周病も治ります。


このセミナーで、日本一のPMTC、歯のクリーニングの方法を教わってきてほしいと思います。
pmesc

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